事例紹介

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学校・スポーツ関連学校・スポーツ関連の事例

守秘義務の関係で、一部事実を変えて記載している場合があります。


1 生徒の自殺は「いじめ」が原因でないと認定された事例

(「平成25年行政関係判例解説」行政判例研究会編、発行・株式会社ぎょうせいに掲載)

来所の経緯

公立校の生徒が自殺し、御両親から市に損害賠償請求訴訟が提起されたため、対応について相談したいと、当事務所に市の担当者が来所されました。


弁護士の対応

御両親は、生徒の自殺の原因は「いじめ」であり、市には「いじめ防止義務違反」があり、また、事件後の市の対応には「調査報告義務違反」があると主張されていました。そこで、先ず「いじめ」の有無を調査すること、そして、事件後の市の対応が適切であったか否かの検証が必要である旨お伝えしました。

解決内容

市の調査資料や亡くなった生徒が残した日記帳など、資料を丹念に分析した結果、「いじめ」を裏付ける資料は見つかりませんでした。市の対応については、事件後に市が行った様々な調査の状況と御両親とのやり取り等を時系列にして纏め、裁判所に提出しました。また、裁判において、生徒を担任した各教諭、市の調査担当者、および、生徒の友人につき証人尋問を実施しました。
 裁判所は、①「いじめ」があったとは認められないこと、②市には調査報告義務違反のないことを認める旨の判決をし、事件発生から9年を経て最高裁で確定しました。

栄総合法律事務所

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